-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
このたび、医療法人社団やまゆり会甲南やまゆりクリニックLILY PERSONAL LAB&SUITEでは、自閉スペクトラム症(ASD)に対する自己脂肪由来幹細胞治療の第1例目となる幹細胞投与を実施いたしました。
自閉スペクトラム症(ASD)は、コミュニケーションや社会性、行動特性などに特徴がみられる神経発達症です。
現在は療育や教育的支援、必要に応じた薬物療法が中心となりますが、近年では再生医療分野においても、自閉スペクトラム症(ASD)に対する幹細胞治療の研究が進められています。
当院では、再生医療等安全性確保法に基づく再生医療等提供計画のもと、自己脂肪由来幹細胞を用いた治療を提供しています。
「幹細胞治療」と聞くと、
・本当に安全なの?
・脂肪採取は痛くないの?
・子どもの身体への負担は?
・どのような流れで治療をするの?
・どんな子が対象になるの?
このような不安や疑問をお持ちになる方も少なくありません。
当院では、治療を急いで勧めることはありません。
まずは発達専門医が診察を行い、お子さまの状態を丁寧に評価します。そのうえで、治療の目的や流れ、期待されること、考えられるリスクについて十分にご説明し、ご家族にご理解・ご納得いただいたうえで治療を行っています。
① 発達専門医による診察・適応評価
② 必要な検査の実施
③ 小児外科医による少量の脂肪採取
④ 細胞培養加工施設で約6週間かけて幹細胞を培養
⑤ 幹細胞の点滴投与
⑥ 治療後の経過観察・評価
当院では、自閉スペクトラム症(ASD)に対する幹細胞治療について、診察・ご相談を受け付けています。
「幹細胞治療について詳しく知りたい」
「まずは話だけでも聞いてみたい」
「治療の流れや脂肪採取について相談したい」
そのような方も、お気軽にお問い合わせください。
小児科・発達専門医・再生医療の専門医が、お子さま一人ひとりの状態に合わせて丁寧にご説明いたします。
ここに至るまでには、発達専門医、小児外科医、細胞培養加工施設、看護師など、多くの専門スタッフが連携し、安全性を最優先とした診療体制を整えてまいりました。
私たちは、幹細胞治療を「特別な治療」と考えているのではなく、一人ひとりのお子さまに合わせた医療の選択肢の一つとして位置付けています。
今後も症例を積み重ねながら、安全性を重視した診療と学術的知見の蓄積に取り組み、より良い医療の提供を目指してまいります。